職種別対談 職種別対談

施工管理 デスク × 現場

施工までの一貫受注で、
ミツワ電機の営業力・提案力をさらに高める

ミツワ電機の特長の1つに
商社でありながら施工を請ける部署を
持っていることがあります。それはどのような仕事なのか。
営業との調整や全体の取りまとめを担うデスク担当と
実際に工事を指揮する現場管理担当の2人に聞きました。

  • C.D

    施工部
    2003年入社
    工学部 電気工学科卒

  • A.M

    施工部
    2009年入社
    人間環境学部 現代コミュニケーション学科卒

お客様の要望に合わせて機器を選び
且つ施工まで一貫して受注できるという強み
C
私たち施工部は社内でもやや特殊な部署だよね。電設資材・住宅設備機器の商社でこういう部署がある会社は珍しいと思う。まずは部署の紹介から始めたほうが良いかも。
A
そうですね。僕は最初の配属から施工部ですが、入社前にミツワ電機にこういう部署があるとは知りませんでした。施工部は僕が入社する1年前に設立されたと聞いています。
C
以前からグループの中に工事を請け負う会社があって、それをミツワ電機が吸収したのが2008年。私はもともと特機ルートの営業を担当していたんだけれど、施工部の一員になったのはA君が入社したのと同じ2009年だったかな。建物ごとのプロジェクト単位で電気設備の提案・販売を行う特機ルートにおいて、販売から施工までを一貫して受注できる体制を構築することを、会社の新たな強みにしようという動きの1つだったと思う。
A
確かに、社内に施工の専門チームを持っていれば、よりきめ細かく踏み込んだ提案ができますからね。仕様の提案はもちろん、工事の見積りやスケジュールに融通が利くとか。
C
あと一般的に、規模の大きい電気設備の工事はメーカー系のエンジニアリング会社が請けることが多く、それだと機器と工事が一体になる。私たちは商社という立場なので、お客様の希望に応じたメーカーの機器を選びつつ施工まで請けられる。その点も強みになっているのは確かだろうね。
太陽光発電設備などの
省エネ・環境対策工事が中心に
C
施工といっても幅広く、これまでかなり色々な案件に携わってきたよね。
A
電気設備の施工が本来の役割ですが、以前は内装工事のような仕事にもよく関わりました。巨大な倉庫の中に、高さ5メートルほどの間仕切りを建てて、ドアを付けてカーペットを敷いて事務所スペースを設けるとか。今ではそういう経験のほうが記憶に残っていたりもしますね。
C
たしか、初めて主担当を任された案件だったよね。もともと建築工事の知識もなく、先輩のあとについて実体験を重ねながら知識を得てきたわけだから、自分の力で1つの工事を終えたのは忘れられない経験になったんじゃないかな。
A
先輩に叱られ、協力会社(*1)の方たちに励まされ、日々勉強しながら仕事を覚えてきましたからね。その間にも、現場監督を務める上で必要な電気工事士や施工管理技士などの国家資格を取得して。入社3年目でしたが、経験豊富な協力会社の職人さんたちに自ら指示を出し、工事を完了させた時の達成感は格別でした。
C
施工部が発足してしばらくは色々な試行錯誤があった。そうして今は、照明のLED化や太陽光発電設備の設置といった、省エネ・環境対策的なものがA君の主な仕事になって実現してきている。そういえば、都内の市役所庁舎の工事は終わったんだっけ?
A
はい、先日完了しました。建物の屋上を432枚の太陽光パネルで埋め尽くす、なかなか経験できない大規模な工事でした。
C
私もこの前、太陽光パネルの設置工事が終わった都心の超高層ビルを確認しに行ったけど、図面で見ていたものが実際の形になると感無量だよね。特に屋上の太陽光パネルは、航空写真でいつでも見ることができるし(笑)。
*1|協力会社:ミツワ電機から依頼を受け、実際に施工を行う業者のこと。
協力会社との関係強化に努め
施工の対応力を高める
A
もう1年ほど前のことになりますが、Cさんは1ヵ月の育休を取っていましたよね。育休をとられている間、Cさんからお仕事をいくつか引き継ぎましたが、施工部のデスクとして営業との調整を一手に引き受けてもらっていたありがたみを再認識しました。
C
A君たち現場監督は現場に出ずっぱりなことが多いからね。営業からの細かな問い合わせなどが直接入るから忙しさが増しちゃったよね。
A
正直少し大変でしたがとても貴重な経験になりました。僕ら施工部が担当している関東圏の案件の他にも、施工部隊のない地方の案件についてもCさんがすべて対応しているんですよね。
C
そうだね。関東圏以外では、施工関連の提案や協力会社さんとの橋渡しが直接できないことが歯がゆくて、今後の課題でもある。でも、協力会社さんとの関係を強化する事務局を務めていると、発足時の30社ほどから70社近くまで増えて、施工業務の基礎がだいぶ固まってきたことを感じるかな。
A
僕たちの仕事は、実際の工事を担ってくれる協力会社さんの存在なくしてあり得ませんからね。Cさんが定期的な会合だけでなく、折に触れ連絡を取って協力会社さんとの関係強化に努めてくれているからこそだと思います。
C
協力会社との関係構築は一朝一夕にできるものではないし、ゼネコン(*2)やサブコン(*3)も同じ努力をしている。それを商社であるミツワ電機が行っているということが確かな強みになると思うんだよね。A君も各現場で、協力会社さんとのコミュニケーションは大切にしているでしょ。
A
はい。最近は「Aの頼みなら受けよう」と言ってくれる協力会社さんが少しずつですが増えてきていて、嬉しさとともに協力会社さんの頼もしさを感じています。
*2|ゼネコン:general contractor/元請負者として各種の土木・建築工事を一式で発注者から直接請負い、工事全体のとりまとめを行う建設業者のこと。
*3|サブコン:subcontractor/ゼネコンから工事の一部を請け負う下請け業者のこと。
施工部の力が活きる
舞台の広がりに大きな期待
A
少し前までは、自分自身が施工管理に必要な知識を身につけるだけで精一杯でした。最近は多少余裕が出て周りを見渡せるようになり、施工部の担っている役割をより面白く感じるようになっています。
C
そうだね。実際に太陽光発電を主にするチームができてA君もそこに加わり、非常用発電機の専門チームもできた。この2つは特に施工まで請けられることが機器の販売にも大きな強みになる。さらに将来的には、太陽光発電で生まれた電気を貯める蓄電池や、電気自動車用の充電設備など、大きな成長が期待される分野があるから、施工部はまだまだこれからという感じだね。
A
そうなると、施工部がより拡充されていくことになりますよね。
C
施工までの一貫受注が営業活動の強みになる分野が増えるわけだからね。あとはさっき触れたように、東名阪のような主要な地域に施工の専門部隊を置く、地域的な広がりにも期待したい。
A
様々な施工現場を経験したことは自分自身の強みになっていると思います。その経験を多くの人に伝える役割も担いたい。それもあって施工部の拡充を願っているんです。
C
それは施工部の一員として共通の夢だよね。加えて個人的には、より多くの人から「頼られる存在」になることを目標にしている。信頼というものは何かあれば一瞬で崩れてしまうし、再構築には何倍もの時間がかかってしまう。信頼を裏切らずに頼られる存在であり続けることが、結局は夢に近づく早道なんじゃないかな。
A
そうですね。人から信頼を得て、協力会社さんを含めたチームで働く一体感がこの仕事の醍醐味でもある。せっかくのこのような機会で、施工部に興味を持つ学生さんが増えてくれたら嬉しいですね。